ブリーダー紹介 - チワワ専門ブリーダーのマダム辻岡犬舎

ブリーダーのご紹介

「うちで生まれた子は私の作品」、愛される犬にできるよう、日々尽力しています。

ブリーダーになるきっかけ

そもそもはチワワではありませんでした

名犬ラッシー(2005年リメイク版映画の画像。犬種はコリー)
名犬ラッシー(2005年リメイク版映画の画像。犬種はコリー)

『名犬ラッシー』をアメリカの番組で観て、犬を育てたいと思ったのがきっかけでした。

その中でもシェルティに興味を持って、ペットショップをまわりクオリティーの高いシェルティを探しましたが、どこのお店にも見当たりませんでした。素人ながら、頭に描いている白いブレーズのあるエレガントなシェルティを求めていたんです。雑誌に載っていたトップブリーダーにいきなり電話したりしましたが、何にも知らない素人だったので、やっぱりぞんざいに扱われました。それでも理想の犬がほしくて、たくさん勉強して、ようやくショードッグを譲ってもらえたんです。

シェルティからチワワに

シェルティをメインでやっていた時は、コリーとシェルティのみを専門にするレベルの高いクラブに所属し、チャンピオン犬も出しました。ショーに出せるような犬をブリーディングできるようになると、今度は日本人の犬に対する意識の低さにうんざりするようになったんです。大きな犬は日本の家では育てにくいので、外で飼育するでしょう。自分が作った犬は自分の作品です。番犬のように庭に鎖でつながれる飼い方をされるのは嫌だな、と思い、日本の住宅事情に合った小型犬をブリーディングするようになりました。

チワワの魅力は?

お利口でかわいいところですね。チワワは本当にお利口ですよ。私は長い間シェルティをやっていたので初めは不安だったのですが、本当に頭が良くてびっくりしました。あのつぶらな瞳で多弁にいろいろなことを教えてくれます。

かわいいけれど大変なこともあります

犬を猫より小さくし過ぎた弊害なのかも知れませんが、かわいい子とかわいい子を掛け合わせても、かわいい子犬が生まれなかったり、チャンピオン同士など優秀血統で欠点のない両親からでも、何故か欠点のある子犬が生まれて来るのです。この事は決して珍しい事ではないのです。歯の噛み合わせの問題や鼠径(そけい)ヘルニア、モレラの開存の問題、水頭症の問題。これらの欠点は中型犬以上には滅多にあらわれないチワワ種の難点でもあるのです。犬のマズル(鼻)を詰めて、ヘッド(頭部)を丸くアップルドームに改良すると、とても愛らしいチワワになります。しかし反面、不健全な難点が発症してしまう確率も高くなります。しかし、そうしたリスクを玩味して、ブリーダーは注意をはらい、試行錯誤して愛らしくエレガントなチワワを作り上げていくのです。
そう、健康体で可愛いチワワを!

ブリーダーとしてここをこだわっています

ブリーティングは情熱がないと出来ない仕事だと思います。本当にいい子を飼い主さんにお譲りしたいので、自分が納得のいく子犬しか掲載していません。例えば、生後日数のあまり経っていない子犬は、お客様に紹介しません。その訳は、子犬の離乳食が始まってしばらくしないと、子犬の噛み合わせの良否や、毛色の変化、ヘルニア、水頭症、または低血糖をおこしやすい子であるか、そうでないのかが、判断出来ないからなのです。極小、または食の細い子犬は、低血糖をおこしやすい為、掲載後にお客様にご迷惑をおかけしたくないと考えています。
犬舎の衛生状況にもとても気を遣っています。殺菌灯やオゾン酸性水などを用いて、労力と手間を惜しまないようにしていますね。「今まで見た犬舎の中で最高にきれい!」と驚かれる方も多いんですよ。

チャンピオン犬もさることながら良い子たちをお譲りしたい

タモリ君
タモリ君

ショーにも出しています。しかし、チャンピオンを出すことには、さほどこだわっていません。私の一番の目標は、かわいい子を繁殖させることです。犬のクオリティを上げるためにショーにも参加しますが、「チャンピオンの子でなくてもいいので、かわいい子がほしい」とおっしゃるお客さまも多いですからね。うちで生まれた子が生涯幸せに暮らせるよう、気に入った子を飼っていただけたらなと思っています。

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